大人になって矯正治療を行うメリットと注意点
投稿日:2022年1月27日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
大人になって矯正治療を行うメリットとは?
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
矯正治療は、子どもの時にするものというイメージが強いかもしれませんが、大人になってからでも歯並びや噛み合わせの改善は可能です。
矯正治療は、歯並びが綺麗になるという見た目の改善はもちろんですが、その他にも下記のような様々なメリットがあります。
コンプレックスが解消する
きれいな歯並びになることによって、ご自身の見た目に関するコンプレックスが解消し、ストレスが軽減します。また、実際に歯並びを改善された方の中には、人前で気にせずに笑えるようになったり、考え方がポジティブになったりなど、性格や考え方にも良い影響が期待できます。
しっかりと噛めるようになる
矯正治療で噛み合わせが改善されることによって、しっかりと噛めるようになります。咀嚼効率が高くなるため、胃腸などの消化器官への負担が軽減します。また、顎への負担も少なくなることで、顎関節症リスクの軽減も期待できます。
虫歯・歯周病リスクが軽減する
綺麗に整った歯は、歯磨きなどのケアがしやすくなります。口腔内を清潔に保つことができるため、虫歯や歯周病リスクの軽減をはじめ、口臭の発生なども防ぐことができます。
全身のバランスが良くなる
噛み合わせがずれていると、歯だけでなく体全体のバランスが崩れるため、頭痛や肩こりなど様々な症状を引き起こす可能性があります。そのため、噛み合わせが改善されて全身のバランスが良くなると、体の不調も改善される場合があります。
大人になって矯正治療を行う際の注意点
歯並びや噛み合わせを改善することで多くのメリットがありますが、大人になってから行う矯正治療には、いくつかの注意点もあります。メリットや注意点をきちんと把握した上で、矯正治療を受けましょう。
歯の移動の際に痛みや違和感を伴う
子どもは成長段階にあるため、歯や骨が未成熟の状態です。そのため、歯や顎の調整時に痛みなどが生じにくいのが特徴です。一方、大人は成長が終わり、歯もしっかりと固定されています。そのため、矯正治療で歯を動かす際に痛みや違和感を強く感じる可能性があります。
歯根や歯茎に問題が生じる場合がある
歯の移動に伴い、歯根や歯茎がわずかに退縮する場合があります。歯茎が下がってしまった場合は、歯根面が露出するため、知覚過敏になる可能性があります。矯正による知覚過敏は、ほとんど一時的な場合が多いですが、長期間症状が改善されない場合は、歯科医院にて検査を受けましょう。
お口のケアをしっかり行う必要がある
固定式の矯正装置は、装置の周辺に汚れが溜まり、虫歯や歯周病リスクが高くなるため、お口のケアを入念に行う必要があります。定期的にクリーニングを受け、口腔内を清潔に保ちましょう。
治療期間が長くなる可能性がある
子どもの歯と比べると、大人の歯は移動した後に後戻りしやすい特徴があります。そのため、矯正治療で歯を移動した後は、その位置で歯を安定させるために保定処置を行う必要があります。保定期間は、個人差もありますが一般的には2~3年間ほど必要とされています。経過観察などで定期的に通院もありますので、費用などもその分かかってしまいます。
習志野市津田沼で矯正歯科・小児矯正をご希望の方は、 ぜひ徳壮会新津田沼歯科クリニックへお越しください。
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