高齢者がインプラント治療を受ける際の注意点とは?
投稿日:2025年4月17日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
高齢者がインプラント治療を受ける際の注意点について
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
インプラント治療は顎骨に人工歯根を埋入するため、顎骨が成長したり、親知らずが生えたりする可能性のある未成年の方は年齢的に受けることができません。また、インプラント治療を受けることのできる年齢の上限については一般的に70歳位までと言われていますが、明確な上限はなく、骨の状態や全身の健康状態によっては70歳以上の方でも治療が可能です。
しかし、高齢になればなるほどインプラント治療ができない場合が多く、リスクについても高くなってしまいます。
そこで今回のブログでは、高齢者がインプラント治療を受ける際の注意点やリスクについてお話したいと思います。
高齢者がインプラント治療を受ける場合は下記のような注意点・リスクが考えられます。
細菌感染リスクが高い
インプラント治療では顎骨に人工歯根を埋入する際、歯茎の切開や顎骨の切削が必要となるため、傷口から細菌に感染するリスクがあります。加齢に伴い、免疫力が低下するため、高齢者は外科処置に伴う細菌感染リスクが高くなってしまいます。
インプラント体と顎骨が結合しにくい
インプラント体は顎骨としっかり結合することによって歯根として安定します。加齢によって免疫力が低下すると、傷口の治癒も遅くなるため、埋入したインプラントと顎骨がしっかりと結合しない可能性があります。インプラント体と顎骨がしっかりと結合できない場合は、再手術が必要になったり、最悪の場合は手術自体が失敗することもあります。
体力・骨の状態によっては手術が受けられない
加齢によって体力は低下していきます。また、各組織が衰えるため、骨量が減少したり、骨の密度が低下したりします。体力の低下や骨量が著しく少ない場合はインプラント治療が受けられない場合があります。
持病がある場合はインプラント手術が受けられないことがある
高血圧の方は麻酔に制限があり、糖尿病の方は免疫力の低下や出血しやすいなどの理由でインプラント手術が適用できない場合があります。また、骨粗しょう症の方はインプラント体と顎骨が結合するまでに時間がかかったり、しっかりと結合できない可能性があります。
習志野市津田沼でインプラント治療をご希望の方はぜひ、徳壮会新津田沼歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。
■ 他の記事を読む■