差し歯が痛む原因と応急処置について
投稿日:2022年2月15日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
差し歯が痛む原因と痛み出した際の応急処置について
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
虫歯や事故などで歯の大部分を欠損した場合は、差し歯を入れて歯の機能・見た目を修復します。当然、他の歯同様に治療後に差し歯に問題が起こることもあり、痛みや違和感を感じるケースもあります。今回は差し歯が痛くなる原因とその際の応急処置についてご紹介します。
差し歯が痛む原因とは?
歯根が折れている(歯根破折)
神経を取り除いた歯は脆くなるため、噛み合わせが悪く、部分的に負担がかかっている場合は、土台の歯の根が割れたり、ひびが入ったりする歯根破折になる可能性があります。歯根破折になると、患部の痛みをはじめ、差し歯の動揺が大きくなったり、歯茎が腫れたりなど様々な症状が現れます。
※歯根破折になった場合は、高い確率で抜歯となります。
歯根部分に病気がある
歯根部分の細菌感染によって、顎骨や粘膜の内部に膿の袋が形成される歯根嚢胞になると、痛みや患部の腫れを伴います。歯根嚢胞の場合は、歯茎にできものができることがあります。症状が悪化すると、抜歯と診断される可能性も高いため、早急に治療しましょう。
歯周病
歯周病によって差し歯を入れた歯が痛みを感じたり、歯茎が腫れたりする場合があります。歯根にトラブルある時の症状と似ているため、患者さま本人では判断することは困難です。歯周病の症状によっては、長期的な時間をかけて大掛かりな治療を行うケースもあります。
差し歯が痛み出した際の応急処置について
痛み止めを飲む
我慢できないほど痛みが強い場合は、市販の痛み止めでも良いので服用し、痛みを緩和しましょう。
差し歯の周辺を冷やす
症状によっては、痛みだけでなく差し歯の周辺が腫れることもあります。そのような場合は、差し歯周辺を冷やしましょう。冷たすぎると逆に痛みが悪化する場合がありますので、濡れタオルや市販の冷却シートがおすすめです。氷で冷やす場合は、タオルで包むなどして温度を調整しましょう。
血行がよくなることを控える
血行が良くなると神経が圧迫されることによって、痛みが強くなります。少しでも痛みを抑えるため、激しい運動や飲酒、長時間の入浴など血行が良くなることは控えましょう。
上記はあくまでもすぐに歯科医院に行けない時の応急処置です。痛みがおさまったからといって根本的な原因は改善していませんので、できるだけ早めに歯科医院で検査・適切な処置を受けましょう。
習志野市津田沼でつめ物・かぶせ物(審美歯科) をご希望の方は、 ぜひ徳壮会新津田沼歯科クリニックへお越しください。
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