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矯正治療の失敗例について

投稿日:2022年2月1日

カテゴリ:新津田沼歯科ブログ

矯正治療の失敗例について解説

津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。

歯並びや噛み合わせを整えるために行った矯正治療において、当初の治療計画と相違があったり、自分の中で疑問が残ったまま、治療が終わってしまったという方も少なくないのではないでしょうか?

今回はよくある矯正治療の失敗例について、詳しくお話したいと思います。

矯正治療の失敗とその原因

 

矯正治療における失敗とは?

矯正治療におけるよくある失敗について、いくつかご紹介いたします。

歯並びの改善がされない・矯正期間が長引いている

矯正治療をしているにも関わらず、歯並び・噛み合わせが一向に改善されない。または、当初の治療計画よりも治療期間が大幅に長引いている。※悪質なものだと、歯並びが綺麗に整っていないのにも関わらず、治療完了となるケースなどもあります。

歯の中心(正中)が合っていない

一見、歯並びは綺麗になってはいるものの、歯の中心(正中)が合っていないケースなども多くあります。左右のバランスが崩れるため、顔が歪んだり、噛み合わせのずれによる顎関節症をはじめ、頭痛、肩こりなどを引き起こしたりする可能性があります。

噛み合わせが悪化した

矯正治療によって、逆に噛み合わせが悪化するケースもあります。前歯が前方に出過ぎることで、奥歯は噛み合っている状態で前歯に隙間ができる開咬などになりやすくなります。

矯正治療後の後戻り

計画通りの位置に歯を動かし、歯並びや噛み合わせが改善された後、きちんと歯の保定が行われなかったために再び歯並び・噛み合わせが悪くなってしまう場合もあります。

顎関節症になってしまった

矯正治療によって、噛み合わせが悪くなり、顎関節への負担が大きくなったことで顎関節症を発症する場合があります。

歯根の吸収で歯がグラグラと動くようになった

矯正治療は、歯に継続的に力をかけ、骨の吸収と形成を繰り返すことで歯を理想の位置へ動かしていきます。そのため、骨がきちんと形成されなかった場合など、歯がグラグラと動揺する可能性があります。

虫歯が増えた・虫歯が悪化した

固定式の矯正装置は汚れが蓄積しやすかったり、装置自体が邪魔できちんと歯磨きができなかったりなど、虫歯リスクを高めてしまいます。矯正治療中に適切なケアができなかった場合は、虫歯が増えたり、もともとあった虫歯が悪化したりすることもあります。

抜く必要のない歯を抜かれた

歯を動かす際に必要なスペースを得るため、矯正治療では健康な歯を抜くこともあります。しかし、抜歯が必要な症例の際、本来は抜かなくて良い歯を誤って抜いてしまうケースなどもあります。

矯正治療での失敗を防ぐために大切なこと

満足のいく矯正治療の結果を得るためには、歯科医院選びからきちん行うことが大切です。

治療費の安さは魅力的ではありますが、しっかりと相談にのってくれることや緻密な治療計画を立ててくれることなど、信頼できる歯科医院を選ぶようにしましょう。

また、不安や納得の行かないことなどがあれば、セカンドオピニオンで他の歯科医師から意見を聞くこともおすすめです。

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