☆仮歯☆|津田沼の歯医者

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☆仮歯☆

投稿日:2019年9月25日

カテゴリ:新津田沼歯科ブログ

こんにちは☆ 助手の渡辺です。 今回は仮歯の重要性についてお話ししたいと思います。 仮歯とは被せ物が入る前の治療途中の歯にかぶせる人工歯の事を言います。 取れやすい、割れやすい、このままじゃダメなの?という声をよく聞きます。 しかし少し厄介者ですが、とても重要な存在です! 取れないように強力な接着剤でつけて欲しいという要望もありますが、 次回の治療で外す際にスムーズに外せずに歯を痛めてしまう可能性があります。 そのため外しやすいセメントでつけて次回の治療をスムーズに進めることができます。 また、あくまで治療期間中に使用するため、長期間の使用を前提として作られていません。 耐久性のある硬い素材より、形を調整しやすい材料が選ばれています。 そのため強く噛んだり、硬いものを食べてる際に割れてしまうことがあります。 では何のために仮歯を作るのか疑問に思われるかと思いますが、仮歯の役割は大きく分けて3つあります! ①削った歯を細菌や刺激から守る 仮歯を作らずにそのまま放置しておくと、プラークがつきやすくなります。 削った歯は傷口があるのと同じで、仮歯が細菌や刺激から守ってくれます。 ②型取りしたあと歯が動かないよう固定する 歯は放置しておくと自然に動きます。土台となる歯が動いてしまうと、 最終的に被せ物が入らなくなる可能性があります。 その被せ物を入れるために歯が動かないように固定してくれます。 ③噛む感覚を維持する 歯の周囲には噛み心地を感じる歯根膜があります。 この歯根膜はとても敏感で、しばらく使っていなかった歯に被せ物が入ると 適正であっても高さや痛みなどの違和感が出やすくなります。 このような刺激に慣れさせておくリハビリのような役割があります。 このようにお口の中で多くの仕事をしているのが仮歯です。 注意点 ・仮歯で硬いものを噛まない(強く噛まない) ・粘着性のあるガムやキャラメルを控える ・割れたりした場合は作り直しが必要 ・取れたらすぐにご連絡を! (捨てずに次回の診療時に持っていく) 仮歯のまま治療の中断をしてしまうと虫歯の再発などのトラブルのもととなります。 せっかくの治療を台無しにしないためにも、仮歯を大事に使っていきましょう☆

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