親知らずについて 投稿日:2017年11月27日 カテゴリ:新津田沼歯科ブログ 私の親知らず抜いた方がいいでしょうか…と聞かれることがありますが、 親知らず(智歯ともいいます)がどのような状況かによって抜歯の必要性が変わってきます。 ①完全に歯肉から歯が出ている場合 歯と歯が噛み合っていれば抜く必要はない事が多いです。虫歯、歯周病には注意が必要です。 ②半分だけ歯肉から出ている場合 汚れが溜まりやすいので、管理をしっかりしないと虫歯になったり周囲が炎症を起こしやすい状態です。 また隣の歯の虫歯や歯周病の原因にもなることがあります。 ③完全に歯肉に埋まっている場合 この状況でも炎症を起こすことがあります。ただし抜歯をする場合は処置が通常抜歯よりも難しいです。 このように、智歯は必ず抜歯の必要性があるわけではありません。 1番奥に生えているため歯ブラシ等による管理がしにくいので、 特に②の場合で虫歯になっている、あるいは痛みや腫れを繰り返している場合は抜歯を勧めることが多いです。 抜歯の必要性があっても当院においては難しいケースの場合は、大学病院への紹介も行なっています。 気になる方は受診された際に相談してください。 ■ 他の記事を読む■ « 歯磨きで風邪予防?! 歯髄炎について »