差し歯〜保険のプラスチックとセラミックの比較〜 投稿日:2017年8月1日 カテゴリ:新津田沼歯科ブログ こんにちは、歯科医師の小澤はるかです。 先日、友人から急に連絡が来ました。 何かと思ったら、貧血で倒れて前歯を打ちつけてしまったというのです! 残念ながら前歯が2本折れてしまい、差し歯になるのだが、セラミックにした方が良いか? という相談でした。 虫歯で差し歯になることもあれば、 このように急な事故で差し歯になってしまうこともあるのです。 他人事ではありませんね! そこで今回は、差し歯の種類、とりわけ前歯のかぶせ物についてお話していこうと思います。 《差し歯の種類》 ●保険のプラスチック 保険のかぶせ物は金属の上にプラスチックを貼り付けた物です。 プラスチックなので透明感はありません。 また、半年から2年ほどで黄ばんできます。 劣化したプラスチックがはがれてしまう事もあります。 ●セラミック セラミックは天然の歯に近い色、透明感を出すことができます。 また、10年経っても劣化や変色がほとんどありません。 《前歯をセラミックにした方が良い理由》 ①透明感のある歯にすることができる ②自分の歯に合った色にすることができる ③きれいな前歯を長期間保つことができる ④汚れがつきにくく、歯肉炎や口臭を防ぐ ⑤歯茎が黒くならない (金属を使わないオールセラミックの場合) このように、セラミックは良い点ばかりですが、難点は費用がかかる事でしょうか。 ただ、セラミックの中にも、セラミックのみでできた物や、 金属の上にセラミックを貼り付けた物など種類があり、値段にも幅があります。 十分に歯科医師と相談し、納得のいくかぶせ物を入れましょう! ■ 他の記事を読む■ « 歯周病とアルツハイマーの関係性 院長の小澤です »