乳歯の虫歯😢|津田沼の歯医者

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乳歯の虫歯😢

投稿日:2017年1月30日

カテゴリ:新津田沼歯科ブログ

こんにちは。歯科医師の青木絵里香です。 お子さんをお持ちのお父様、お母様向けのお話です。 乳歯はいずれ抜けるし・・・そう思っていませんか? 乳歯と永久歯のムシ歯には相関関係があって、 乳歯でムシ歯が多い子どもには永久歯にもムシ歯が多くなるという傾向があります。 子どもはムシ歯になりやすく、進行も早いです。なぜでしょう・・・ 乳歯は永久歯と比べると神経までの距離が近いことや、 生え立ての永久歯は噛み合わせに達するまで 食べカスや汚れが停滞しやすいということがあげられます。 そして、お子様ご自身だけのブラッシングでは 技術的にも完全にムシ歯を予防することは難しいですね。 そこで、仕上げ磨きが重要となってきますが なかなかやらせてくれないお子様も多いかと思います。 もちろん全体的にしっかりやるのが理想ですが、 子どものムシ歯には年齢によって好発部位が異なります。 1−2歳:上顎前歯の唇側、歯と歯の間 3−4歳:乳臼歯(奥歯)の噛む面 5−6歳:乳臼歯(奥歯)の歯と歯の間 6−7歳:6歳臼歯(永久歯)の噛む面 まずは、ここをポイントにやってみてはいかがでしょうか。   さらに、ムシ歯はミュータンス菌という細菌による感染症なんです。 この細菌がエサとしているのがいわゆるお砂糖(スクロース)です。 また、唾液の性状もムシ歯の発症に関係するので、間食の時間と回数も影響します。 ①だらだら食べる・・・あめ玉やキャラメルをなめている ②寝る前に食べる ③何度も間食をする 大人にも言えることですが、これらは避けていただきたいです。 お子様のムシ歯は、大人が防いであげられる要因も多いかと思います。 歯科医院でのフッ素塗布やシーラントも、ムシ歯予防には有効なので、 ご興味があれば、受診の際に聞いてみて下さい。 私は、小学生の時の母の言葉を今も大切にしています。 「自分の歯は最期に棺桶まで身につけていられるアクセサリーだよ。」 歯磨きが嫌いなお子様に、ぜひ教えてあげてください。

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