詰め物が変色?虫歯? 投稿日:2016年2月1日 カテゴリ:新津田沼歯科ブログ こんにちは、歯科医師の安岡 です。 今回は虫歯治療をした後のお話をしたいと思います。 小さな虫歯ができてしまった時に、CR(プラスチック)をつめて治療したことがある方は多いかと思います。 その詰めた箇所が何年もすると詰め物の周りが変色してきたという経験はないでしょうか? プラスチック自体が金属の材料と比べて唾液を吸収しやすく変色しやすいからです。 使っているうちにプラスチック自体が変色したり、残っている歯と詰め物の間に僅かに段差ができた場合は、この段差に着色してしまったりします。 この場合は古い詰め物を磨くだけで着色が落ちてくれたりもします。場合によっては古い材料を取って新しく詰め替えます。 しかし、自分の歯と詰め物の僅かな隙間から虫歯菌が入りこんで、新たな虫歯ができてしまうこともあります。 虫歯はなってしまった場合は早期発見が肝心です。 歯医者さんで治療した後はご自宅での治療した部分のお掃除も大切ですが、積極的な定期検診も大切になってきます。 虫歯は取ってしまえば終わり、ではないのです。 気になった方は歯医者さんへ行きましょう。 ■ 他の記事を読む■ « 歯科法医学② 舌苔と健康について »