食育と歯について 投稿日:2015年11月10日 カテゴリ:新津田沼歯科ブログ こんにちは!歯科助手の石塚です。 今回は、食育と歯についてお話したいと思います。 皆さん「食育」と言う言葉は聞いたことがあるかと思いますが… 具体的に何?と聞かれて答えられる方は少ないのではないでしょうか? 食育とは簡単に言うと、健康的な生活を送るために食に関するあらゆる知識を育むことです🍴 近年、学校教育で食育を取り入れられる様になりましたが、本当に食育を知って欲しいのは大人の皆さんです! 食事の栄養バランスと生活のリズム、食品に関する正しい情報や昔ながらの伝統的な食文化など『食』に関することを深く知り、大切な子供達を『食』と言う観点から守ってあげる事が大切ですね!! さて…突然ですがここで問題です⤴︎ (有名なお話なので分かる方も多いかもしれませんね^_^) ☆おかあさんはやすめ☆ ってご存知ですか? 実はこれ、ある言葉の頭文字を集めたものなんです! お…オムライス か…カレーライス あ…アイスクリーム さん…サンドイッチ は…ハンバーグ や…焼きそば す…スパゲッティ め…目玉焼き おかあさんはやすめ!と言ってもお母さんが手抜きしているという訳ではありませんよ(笑) このメニューは食の欧米化を代表する食べ物の一例として作られた語呂で子供が大好きなメニューが並んでいます。 注目して欲しい点は 「噛む事が少ない料理」 が多いという事です… 噛む回数が少ないという事は歯やお口の機能にも悪い影響を与えてしまいます⤵︎ 特に「歯並び」が多く指摘されますが、噛む回数が少ないと歯並びや噛み合わせだけでなく、脳への刺激が減る事による新陳代謝低下から起こる歯周病の原因、だ液分泌不足による虫歯の原因など良くない影響が多く見られます。 これらを食べたからといって必ずしも虫歯や歯周病になるわけではありませんが少し覚えておいて頂ければと思います。 では、反対にお口の健康に良いとされる食べ物はどんな物があるでしょうか? それは、『まごはやさしい』です! ま…まめ ご…ごま わ…わかめ(海藻) や…やさい さ…さかな し…しいたけ(きのこ類) い…いも なんとも質素な食材ですが日本食に良く使われる素材ばかりです。 世界で和食ブームがうたわれているのは、こう言った健康食が見直されている証拠なのかもしれません! 最後に虫歯を予防する食生活のポイント💡 だらだら食いは止める→食事は量ではなく回数がポイント 就寝前は必ず歯磨き→もちろん毎食後の歯磨きも忘れずに 一口30回噛む→だ液の分泌が促進されます 食と歯は密接な関係!! 美味しく食べてしっかり歯磨き!! 当院では、一人一人に丁寧なブラッシング指導もしております。お子様の歯磨きなど分からないことがあればお気軽に医師又は歯科衛生士にお尋ね下さい。 ■ 他の記事を読む■ « 唾液について まごわやさしい »