インプラントを長持ちさせるために 投稿日:2015年10月13日 カテゴリ:新津田沼歯科ブログ みなさん、こんにちは。歯科医師の安岡です。 今回は、インプラント治療に興味のある方、またすでに治療されている方にも関係のあるお話をさせて頂きます。 インプラント治療は治療後のご自宅でのケア、または歯医者さんでの定期検診が非常に重要になってきます。 インプラントが入りよく噛めるようになっても、その後の管理をしっかりしないとせっかく入れたインプラントは長持ちしません。 インプラントにも弱点があり、‘過大な力’と‘細菌感染’には非常に弱いです。 長く使っていると異常な噛みしめや歯ぎしりなどが原因でインプラントの上物(上部構造)も徐々にすり減ってきてしまいます。 そうすると噛んだ時にかかる力のバランスが崩れてきてしまい、インプラントに余計な力がかかり、インプラントにダメージが加わります。 また、インプラントも歯周病のような状態になることがあります。 それはお口の中をしっかりお掃除していないことが原因で、インプラントの周りに細菌が繁殖し、周りの骨を溶かしたり、炎症を起こしたりします。最悪の場合、インプラントを取らないといけない状況になってしまうこともあります。 とはいうものの、噛み合わせの不具合や自分では見えにくい場所のお掃除はなかなかご自宅では管理できません。 ご自宅でのケアと合わせて、歯医者さんによる専門的なケアも必要になります。 インプラントを自分の歯のように長く使っていくことに必要なことは虫歯予防や歯周病予防と同じことです。 日頃のご自宅でのお掃除はもちろん、問題早期発見のためにも定期健診を欠かさず受けましょう。 ■ 他の記事を読む■ « 歯科法医学について キシリトールの効果 »