根管治療について 投稿日:2015年5月19日 カテゴリ:新津田沼歯科ブログ ※これはホームページリニューアル前の過去ブログです。※ 先日、重度に進行したむし歯治療の際に、「根管治療」という治療を行ったと津田沼通信に記載しました。 本日は、その根管治療について書きたいと思います。 歯 の神経等が通っている穴を「根管」と呼びます。むし歯が神経(歯髄)まで進行してしまった場合や、細菌感などによって歯の根の病気になってしまった場合 は、この根管治療によって、細菌に感染してしまった歯質や歯髄を丁寧に取り除く、「お掃除」を行う必要があります。この根管のお掃除が根管治療に当たりま す。 しかし、この根管治療、実はものすごく大変。 なぜかというと、根管の中は完全に殺菌する必要があり、細菌感染した歯髄や歯質を完璧に取り除くことが大事なのですが、根管は小さく、暗く、深く、まっすぐではないため、専用の器具を使用しながらの治療とはいえ、とっても大変なのです。 このお掃除が完璧に済んでいない状態で、セラミックや銀歯などをかぶせてしまうと、根管で取り残された細菌が繁殖し、また根の病気が再発してしまうのです。ですから、とにかく神経を使って丁寧に、丁寧にお掃除することが大事です。 新津田沼歯科クリニックでは、この根管治療を得意としておりますが、歯の神経にむし歯が及んでしまうまで、虫歯を放置してはダメですよ。笑 ■ 他の記事を読む■ « むし歯の放置について 成人の8割が歯周病!? »