妊娠中の栄養と歯について 投稿日:2015年5月19日 カテゴリ:新津田沼歯科ブログ ※これはホームページリニューアル前の過去ブログです。※ 妊娠中は、内分泌の変化やビタミン代謝の変化により、栄養バランスが崩れやすくなるので気を付けないといけません。 口腔内のバランスが崩れると、胎児の歯の形成に影響を及ぼす可能性があります。 特に妊娠初期は胎児の歯の形成が始まる大事な時期ですので、栄養には十分気を付けましょう。 妊娠中はビタミンA、B、C、D、カルシウムが不足しがちです。 バランスよく摂取する必要があります。 ビタミンAは歯のエナメル質と呼ばれる表面の部分の土台作りに欠かせません。 また口腔内の粘膜を強くするという大切な働きがあります。 ビタミンBは口腔内の歯周組織に影響があり、不足すると歯肉炎悪化の原因になります。 ビタミンCは歯の象牙質と呼ばれる部分の土台を作ります。 カルシウムは歯胚を硬くする働きがあり、妊娠中は平常より多く摂取するようにしましょう。 母親が健康でなければ胎児の健康はありえません。 肉、魚、卵、乳製品、緑黄色野菜などしっかりととり、母子ともに健康をめざしましょう。 ■ 他の記事を読む■ « 妊娠中の口腔内について 小児歯科治療の成功のコツについて »