つめ物・かぶせ物が取れる原因と治療方法とは?
投稿日:2022年2月9日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
つめ物・かぶせ物が取れる原因と症状別の治療方法について
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
今回は、前回のブログ(つめ物・かぶせ物が取れた際の対処法とNG行為とは?>>)の続きで、つめ物・かぶせ物が取れる原因と症状別の治療方法についてお話しようと思います。
なぜ、つめ物・かぶせ物が取れるのか?取れた場合はどのような治療が必要なのか?について詳しく解説いたします。
つめ物・かぶせ物が取れる原因とは?
つめ物・かぶせ物が取れる代表的な原因についてご紹介いたします。
土台の歯が虫歯になっている
つめ物・かぶせ物が取れる主な原因は、土台の歯の虫歯の再発です。特に銀歯などの素材は、経年によって変形するため、土台の歯との間に隙間が生じます。その隙間から侵入した虫歯菌によって、土台の歯が溶かされるため、つめ物・かぶせ物の適合が悪くなり、外れてしまいます。
接着剤(セメント)の劣化
つめ物・かぶせ物を固定する際に使用する接着剤(セメント)は、経年による劣化があります。そのため、治療後から長い時間が経っている場合は、つめ物・かぶせ物が外れる可能性が高くなります。
強い咬合力による破損
歯ぎしりや食いしばりなどの強い咬合力や硬い物を噛むなど、部分的に強い力がかかるとつめ物・かぶせ物が破損する可能性があります。一部が欠けたり、割れたりした場合は、土台の歯との適合が悪くなるため、外れやすくなります。
つめ物・かぶせ物が取れた際の治療法について
つめ物・かぶせ物が取れた際の治療法は、症状によって異なります。こちらでは、症状別にどのような治療・処置を行うのかをご紹介いたします。
虫歯が原因でつめ物・かぶせ物が取れた場合
- 軽度の虫歯
虫歯部分を丁寧に削り取り、適切な素材でつめ物を製作します。虫歯治療で歯を削ると、取れたつめ物などは合わなくなるため、新しく作り直すことになります。 - 中等度の虫歯
虫歯の進行にもよりますが、神経にまで達している場合には虫歯部分の切削に加え、根管治療によって歯の神経を取り除く必要があります。歯の内部を洗浄・殺菌・密封した後、新しいかぶせ物を製作します。 - 重度の虫歯
重症化した虫歯で保存が可能な場合は、もう一度根管治療を行い、かぶせ物を新しく製作します。保存が難しい場合には、抜歯をし、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの治療にて歯の機能を回復します。
つめ物・かぶせ物や接着剤(セメント)が原因で取れた場合
- 取れたつめ物・かぶせ物をつけ直す
接着剤(セメント)の劣化が原因で取れた場合、つめ物・かぶせ物や土台の歯に破損や欠けなどがなければ、そのままつけ直せる場合もあります。つめ物・かぶせ物や土台の歯を綺麗にし、接着剤で固定します。 - 新しいつめ物・かぶせ物を作る
つめ物・かぶせ物が破損している場合は、もう一度歯型を採取し、新しいつめ物・かぶせ物を製作します。 - レジン(歯科用の樹脂)で歯を修復する
欠けたり、取れたりした部分がレジン(歯科用の樹脂)の場合は、必要に応じて土台の歯の処置を行い、もう一度レジン(歯科用の樹脂)で歯の形態を整え、修復します。
習志野市津田沼でつめ物・かぶせ物(審美歯科) をご希望の方は、 ぜひ徳壮会新津田沼歯科クリニックへお越しください。
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