ホワイトニングは痛みを感じますか？

薬剤の効果により、施術中や施術後に一時的に知覚過敏になる場合があります。知覚過敏の度合いは個人差があるため、人によっては歯がしみない場合もあります。

ホワイトニングとクリーニングは何が違うのですか？

ホワイトニングは歯の内側を漂白することによって、歯を明るく健康的な色味へ改善します。一方、クリーニングは歯の表面に付着した色素や汚れを取り除き、歯を綺麗にします。歯の汚れや黄ばみの原因が歯の内側か外側かによって、適切な治療法が変わってきます。

ホワイトニングはどのような歯も白くなりますか？

セラミックやプラスチックで修復した部分は、ホワイトニングの効果が得られません。天然の歯だけ、白くすることができます。薬剤で変色した歯は、通常のホワイトニングでは効果が低いため、施術回数が多くなることがあります。

不自然な白さになったりしないですか？

薬剤の濃度や施術時間でホワイトニングの効果は多少かわりますが、一度の施術で不自然ほど白くなることはありません。施術前に患者さまと色味についても相談しますので、ご安心ください。

ホワイトニングをすると歯が弱くなったりしませんか？

ホワイトニングの主成分は過酸化水素や過酸化尿素です。過酸化水素や過酸化尿素は熱などによって活性化されると、水と酸素に分解されます。その分解された酸素が色素と結びつくことによって歯を白くしていきます。ホワイトニングを行っても歯の構造が変わることはありませんので、歯が弱くなったり、ダメージを受けたりすることはありません。

ホワイトニングは誰でもできますか？

妊娠中や授乳中の方は胎児への影響を考え、控えていただきます。また、無カタラーゼ症の方は、ホワイトニングの成分に含まれる過酸化水素を分解できないため、行うことができません。クリーニングやセラミック治療などの方法をご提案いたします。事前の診断で虫歯や歯周病が確認できた方は、そちらの治療を終えてからの施術となります。

虫歯や歯周病の治療中でもホワイトニングはできますか？

虫歯や歯周病、または歯が欠けている場合は、ホワイトニングを行うことで痛みを強く感じたり、場合によっては症状が悪化する可能性があります。現在、治療中の方や事前の検査で問題が見つかった方は、それらの治療を終えてからホワイトニングを実施いたします。

矯正治療中でもホワイトニングは可能でしょうか？

使用されている矯正装置・矯正法によっては可能です。取り外しできるマウスピースなどの矯正装置の場合は、全てのホワイトニング治療が可能です。歯の裏側に装置を取り付ける舌側矯正の場合は、オフィスホワイトニングのみ可能です。しかし、歯の表面にワイヤーを貼り付けている場合は、装置が邪魔になり、適切な効果を得られない可能性が高いため、矯正治療完了後の施術となります。

ホワイトニング治療の際に気をつけることはありますか？

ホワイトニング期間中は、歯の漂白効果を高めるため、色素の濃い飲食物は控えましょう。ホームホワイトニングについては、用法・用量をきちんと守りながら、歯を白くしましょう。