乳歯が生え変わる際のケア方法
投稿日:2022年1月26日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
乳歯が生え変わる際のケア方法について
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
子どもは5~6歳頃より、少しずつ乳歯から永久歯に歯が生え変わります。前回のブログでは「生え変わる乳歯の抜き方と注意点」について解説しましたが、今回は「乳歯が生え変わる際のケア方法について」お話しようと思います。
乳歯が永久歯に生え変わる前後のケアについて
乳歯がグラグラする場合は自分で抜いてもOK
永久歯に生え変わる際は、乳歯がグラグラと動くようになります。動揺が大きい場合や後少しで抜けそうな場合においては、咀嚼がしづらかったり、痛みを感じたりすることもあるため、歯をゆっくり揺らすなどして自分で抜いてもらっても大丈夫です。グラグラと動く場合であっても、場合によってはスムーズに抜けないこともありますので、無理やり抜くのはやめましょう。
出血がある場合はガーゼやコットンで止血しましょう
乳歯が自然に抜け落ちた場合、出血を伴うことはほとんどありませんが、ご自身で抜いた場合は、出血を伴う場合があります。基本的には軽い出血ですので、時間の経過とともに止まりますが、気になる場合はガーゼやコットンを噛んで止血しましょう。長い時間血が止まらない場合は、歯科医院にて診てもらいましょう。
刺激の強い食べ物を控えましょう
乳歯が抜け落ちた部分の歯茎はデリケートになっています。できるだけ負担をかけないためにも、乳歯が抜けてから数日間は、固い食べ物や辛い物などの刺激の強い食事は控えるようにしましょう。
お口の中を清潔に保ちましょう
乳歯が抜け落ちた部分が気になると思いますが、舌や指で触らないようにしましょう。乳歯が抜けてからすぐはデリケートになっていますので、細菌が入り込むことで膿んだりする可能性もあります。歯磨きなどのケアをきちんと行い、お口の中を清潔に保ちましょう。
乳歯の生え変わり時期に起こりうる問題について
- 乳歯が抜け落ちる前に永久歯が生えてくる
乳歯が抜けていない状態で永久歯が生えてくる場合があります。下の前歯などで多く見られるケースです。乳歯が抜けそうな状態であれば、様子をみていただくことも大丈夫ですが、まだ乳歯がしっかりと生えている場合は歯科医院に相談しましょう。 - 生え変わりの時期になっても乳歯が抜けない
大人乳歯という症状があり、本来生え変わるはずの乳歯が生え変わらず、大人になっても乳歯が存在するケースがあります。何らかの原因で永久歯が作られていない場合などもあるため、生え変わりの時期を過ぎても生え変わる予兆がない場合は、歯科医院にて検査を受けましょう。 - 永久歯が生えてこない
乳歯は抜け落ちたのに、永久歯が生えてこないというケースもあります。成長には個人差がありますので、永久歯が生えてくるまでに長い時間がかかる場合もあります。しかし、乳歯が抜けてから3ヵ月以上経過しても永久歯が生えて来ない場合は、永久歯が作られていない可能性もありますので、歯科医院で確認しましょう。
習志野市津田沼で小児歯科をご希望の方は、 ぜひ徳壮会新津田沼歯科クリニックへお越しください。
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