救急救命AED研修会を実施しました
こんにちは、新津田沼歯科クリニックの事務局です。
先日、当クリニックでは本院と奏の杜の両院が合同で開催された研修会において、久しぶりとなる「救急対応、AEDの実践訓練」を行いました。前回の実施はコロナ前であり、そのから4年ぶりの開催となりました。
AED(Automated External Defibrillator)は、ご存じの方も多いかと思いますが、「自動体外式除細動器」の略で、日本では「高度管理医療機器」として位置づけられています。「除細動」とは、心臓がけいれん(細動)した状態を「取り除く」ことを指し、心臓に適度な電気ショックを与えることで除細動を誘発します。以前は医師など限られた人しか使用が許されませんでしたが、2004年より一般の人でも使用可能となる規制が緩和されました。
救急車が到着するまでに平均で8.9分かかると言われています。何もしない場合の生存率は、1分あたり7~10%も減少し、10分強で0%になってしまいます。この10分の間に行えることとしてAEDは非常に有効であり、その普及が進んでいます。
歯科医院でのAEDの必要性はごく稀ですが、当クリニックは津田沼駅に2つの医院を運営する医療法人徳壮会として、地域医療の拠点としての使命を担っています。
今回は初めてのスタッフも積極的に参加し、実際の訓練を通じて万が一の事態に対応できる自信をつけたことでしょう。
地域医療の向上に貢献する一翼を担うAED実践訓練。これからも安心できる歯科医療提供に向けて、スタッフ一同努力し続けてまいります。
なお、今回も株式会社セキムラ様のおかげで充実した研修となりましたことを心より御礼申し上げます。お世話になりましてありがとうございました。
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