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歯周病による口臭の防ぎ方とは?

投稿日:2021年12月24日

カテゴリ:新津田沼歯科ブログ

歯周病が原因で起こる口臭とその防ぎ方について

津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。

歯周病の患者さまから「口臭はどうやって防げば良いですか?」とよく質問されます。実際、においの強い食べ物や飲酒などで一時的に口臭が気になる場合などもありますが、口臭の大半は歯周病が原因であると言われています。

今回は歯周病が原因で起こる口臭とその防ぎ方について、ご紹介しようと思います。

歯周病が原因で起こる口臭

 

歯周病によって生じる口臭とは?

歯周病によって生じる口臭は、揮発性硫黄化合物(硫化水素やメチルメルカプタン)が主な原因です。硫化水素は腐卵臭(おならの匂い)、メチルメルカプタンは生魚の匂い・玉ねぎが腐った匂いなどと表現されるように、かなり強烈な匂いがします。

歯周病が進行すると、歯と歯茎の隙間に形成される歯周ポケットが深くなり、その内部に蓄積した歯垢・歯石に細菌が繁殖します。そして、歯周ポケット内で繁殖した細菌が「硫化水素やメチルメルカプタン」を大量に作り出すことによって、口臭がきつくなってしまうのです。

さらに、歯周病の方は常に口臭がきつい状態であるため、本人は匂いを感じにくくなっていることがあります。本人が気にならない状態であっても、周囲の方々が気づくほどの強い口臭を発していることもあるため、注意が必要です。

自宅で行う歯周病による口臭の抑制方法

起床時と就寝前に必ず歯磨きを行う

寝ている間は唾液の分泌量が減り、唾液による殺菌作用が低下するため、歯周病菌などの細菌が増加する傾向にあります。少しでも口臭を改善するため、就寝前と起床後にきちんと歯磨きをして、口腔内の歯周病菌を減らすことがポイントです。

フロスや歯間ブラシを活用する

歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは完全に取り除くことができません。歯周病菌を繁殖させないためにも、フロスや歯間ブラシを使用し、歯と歯の間の汚れもきちんと取り除きましょう。

殺菌効果の高い歯磨き粉や洗口液を使用する

昨今では、歯周病のケアに特化した歯磨き粉や洗口液が販売されています。日中の間、少しでも歯周病菌の活動や繁殖を抑えるためにも、殺菌効果や歯茎の腫れを抑える作用のある歯磨き粉や洗口液などでケアをしましょう。

歯周病による口臭は日々のセルフケアだけでは改善できない?

歯周病による口臭

歯周病による口臭は、歯周ポケット内の細菌が元凶です。歯周ポケットの内には、歯ブラシも届かないため、毎日セルフケアを行っているからといっても細菌がいなくなることはありません。歯みがきや洗口液によって、歯周病の進行や口臭の悪化を抑えたり、一時的に匂いをごまかしたりすることはできても、残念ながら根本的な改善にはならないのです。

歯周病による口臭を改善・防ぐための一番の方法は?

歯周病による口臭を改善・予防するためには、歯周病自体を改善することはもちろんですが、歯周ポケット内に歯垢や歯石などの汚れを溜めないことが重要です。そのためには、定期的に歯科医院に通い、歯周ポケット内のクリーニングを行う必要があります。

また、歯周病が進行し、歯周ポケットが深くなった場合であっても、外科処置によって歯周病の症状を改善することも可能です。当院では、一般的な歯周病治療をはじめ、お薬で治す歯周内科や細菌療法(バクテリアセラピー)、レーザーを用いた歯周病治療など、様々な方法で歯周病の改善に取り組んでおります。

歯周病による口臭が気になる方は、ぜひ一度徳壮会新津田沼歯科クリニックにご相談ください。

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習志野市津田沼で歯周病治療をご希望の方は、 ぜひ徳壮会新津田沼歯科クリニックへお越しください。

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