歯科治療後の食事で気をつけることとは?
投稿日:2022年12月6日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
歯科治療後の食事で気をつけることについて
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
歯科治療では、症状や状態によって麻酔を行ったり、抜歯をしたりと様々な処置を行うため、その後の食事について気をつけることやタイミングなどが気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回のブログでは、歯科治療後の食事で気をつけることについてお話したいと思います。
各処置後の食事に関する注意点
麻酔注射を実施した場合
虫歯治療の際、虫歯の範囲が大きい場合は事前に麻酔注射を行います。麻酔は個人差もありますが、約2~3時間程効果が続きます。麻酔が効いている間は患部の感覚が麻痺していますので、火傷をしたり、頬の内側や唇を噛んだりなど、口腔内を損傷する可能性が高くなるため、麻酔の効果が切れてから食事をするようにしましょう。空腹の場合は、あまり噛まずに食べられるゼリーやヨーグルト、適温のスープなどがおすすめです。
仮蓋をした場合
虫歯治療で歯を削ったり、歯の神経の治療を行ったりした際、その日のうちに治療が完了しない場合は、次の治療までの間に仮蓋をします。仮蓋がきちんと固まるまではしばらく時間がかかるため、治療後すぐの飲食は控えましょう。また、仮蓋はあくまでも簡易的な処置となりますので、耐久性は高くありません。仮蓋が外れないよう、粘度の高い食べ物を控え、できるだけ仮蓋をした歯を使わないように心がけましょう。
つめ物・かぶせ物を装着した場合
つめ物・かぶせ物を装着した場合、セメント(接着剤)がきちんと固まる前に負担がかかると、せっかく装着したつめ物・かぶせ物が脱離する可能性があるため、治療後1時間位は食事を控えましょう。
抜歯(外科処置)した場合
抜歯やインプラント治療などの外科処置を行った場合、治療直後はまだ麻酔が効いており、患部からの出血などもあるため、注意が必要です。そのため、外科処置後は麻酔の効果が切れ、止血がきちんとできたことを確認した上で食事をしましょう。食事については、固い物や辛いものなど、傷口に負担がかかるものは控えましょう。
ホワイトニングを行った場合
ホワイトニング後は、薬剤の作用によって歯の表面の「ペリクル」という保護膜が一時的に剥がれているため、色素が付着しやすくなっています。ペリクルは約24時間で再形成されるため、ホワイトニング後は約1日、色素の濃い飲食物は控えましょう。
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