虫歯と歯周病
投稿日:2020年7月7日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
こんにちは(^ ^)
今年度、新卒で入社しました。
歯科衛生士の高橋です。
よろしくお願いします。
4月から入社して3ヶ月経過しました。
当院でも新型コロナウィルスの影響もあり、自粛期間が続きました。
そんな中、歯科衛生士としての仕事も、しっかりと研修期間を設けてもらい、先月からデビューいたしました。
まだ不慣れな点もありますが、Dr.や先輩の歯科衛生士、ベテランの助手さん達に教えて頂きながら、毎日奮闘しています!
今回は学生時代に詳しく学んだ虫歯や歯周病についてお話ししたいと思います。
私達の歯は身体の中で最も硬く骨よりも硬いと言われています。
そんな歯がなぜ虫歯によって溶かされてしまうのか?なぜ歯周病によって抜けてしまうのか?不思議に思う方も多いと思います。
虫歯ができる原因は、宿主(私達のもともとの体質や環境)、食事、細菌、時間この4つの輪が全て重なりあったときに初めて虫歯になります。逆に言えば一つでも改善できれば虫歯にはなりません。
食事をすると食べ物に含まれている糖を細菌が好み、糖を餌にして細菌が酸を作ります。この酸によって私達の歯は溶かされてしまいます。
よって口の中が酸性に傾く回数が多いほど、虫歯のリスクは上がりますし、取り入れる食べ物が酸性なほどリスクはあります。
次に歯周病についてお話しします。
実は、歯周病は成人している人の50%以上が罹患していると言われています。
痛みもなく進行してしまい、痛みが出てきた頃には歯槽骨(歯を支えている骨)がほとんど溶かされている状態にあります。
また歯を失う1番の原因も歯周病です。
この歯周病を防ぐために大切なことは、歯磨きの重要性と歯科でのメンテナンスに来院しているかで大きく左右します。
歯磨きをしていても磨き残しがあると、歯垢が固まり歯石になってしまいます。
歯石がどんどん歯垢の足掛かりとなり、歯茎の中まで細菌が入ってしまいます。
歯石の除去は私達、歯科衛生士で取り除き、毎日の歯磨きや生活習慣は患者さんご自身でセルフケアを行い、協力をして歯周病予防を行うことが必要とされています。
虫歯や歯周病に罹患してしまうと、美味しく食事がとることができません。
今後も、健康な歯でいられるように予防する為にも、3ヶ月に、1度はメンテナンスにお越し頂ければと思います。
今回は虫歯と歯周病についてお話ししました!
最後までお読み頂きありがとうございます(^^)
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