お口の臭いは大丈夫?口臭がきつくなる原因とは?
投稿日:2022年11月10日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
お口の臭いは大丈夫?口臭がきつくなる原因とは?
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
体臭や口臭というのは、自分自身ではなかなか気づきにくいものです。しかし、近年ではマスクなどを日常的につけているため、自分自身の口臭が気になるという方も多いのではないでしょうか。
今回のブログでは口臭が発生したり、口臭がきつくなってしまう原因についてお話したいと思います。
口臭がきつくなる原因について
飲酒や喫煙、または臭いの強い飲食物を摂取した場合は口臭がきつくなります。しかし、それらの生活習慣によって生じる口臭は一時的なもので、時間の経過によって気にならなくなります。一方、日常的に口臭が気になるという方は、お口の中に問題がある場合がほとんどです。口臭がきつくなる主な原因については下記の通りです。
口腔内に汚れが蓄積している
お口の中には多くの細菌が存在します。歯磨きなどのセルフケアを怠り、食べかすや剥がれた粘膜などのタンパク質が蓄積してしまうと、細菌が繁殖して口臭がきつくなります。特に舌の表面に舌苔が付着して白っぽくなっている場合は、口臭が強くなる原因になるため、日頃から口腔内を清潔に保つようにしましょう。
虫歯・歯周病
虫歯や歯周病になると、虫歯の穴や下がってしまった歯茎の隙間に食べかすが溜まってしまいます。食べかすが腐敗したり、細菌が繁殖したりすることによってお口の臭いがきつくなってしまう場合があります。また、歯周病菌は食べかすなどの物質を分解する際に「メチルメルカプタン」というガスを放出するため、それが原因で口臭が強くなってしまいます。
口呼吸
私たちの唾液には、歯やお口の汚れを洗い流す自浄作用や殺菌などの働きがあります。そのため、口呼吸の方はお口の中が乾燥して唾液の働きが弱まるため、口臭がきつくなる可能性が高いです。また、起床時や空腹時は唾液の分泌量が減るため、口臭が発生しやすいといえます。
ストレス・緊張
ストレスを感じたり、緊張状態が長時間続くと交感神経が優位になるため、唾液の分泌量が減少したり、唾液がネバネバな状態になってしまいます。そのため、唾液の自浄作用や殺菌効果が低下することによって、細菌が繁殖し、結果的に口臭がきつくなってしまいます。
口臭が発生したり、きつくなったりする場合は、お口の中に問題が起こっている可能性が高いです。口臭が気になる場合は一度歯科医院にて検査を受け、必要に応じて適切な処置を受けましょう。
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