矯正治療は痛い?矯正治療で生じる痛みの原因とは?
投稿日:2022年1月28日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
矯正治療時に感じる痛みや原因について解説
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
「矯正治療って本当に痛いんですか?」矯正治療を希望される患者さまからよくある質問です。個人差があるものの、実際に矯正治療の際には痛みを伴うことがあります。
今回は、多くの方が不安に思っている矯正治療時に伴う痛みについてお話しよう思います。
矯正治療時に感じる痛みの原因
矯正治療の際に感じる痛みにはどのようなものがあるのか、詳しく紹介いたします。
矯正装置の装着・調整による痛み
矯正装置のバンド(奥歯にはめる金具)を歯に装着する際や装置の調整時に痛みを感じることがあります。矯正装置の装着後、調整後の数日間は、うずくような痛みや違和感を強く感じますが、慣れと共に少しずつ解消されていきます。
歯の移動に伴う痛み
矯正治療では、歯に力を加えることによって歯を支える骨が骨吸収・骨形成を繰り返すことで少しずつ理想の位置へ歯を動かしていきます。歯が移動する時に起こる骨吸収の際に痛みを伴います。
食事の際の咀嚼による痛み
矯正装置を装着・調整した直後や歯の移動に伴う痛みを感じている時期は、咀嚼の際に痛みを感じる場合もあります。人によって痛みの度合いや痛みを感じる期間は異なりますが、一般的には矯正装置を装着して2週間位で痛みが気にならなくなります。
炎症による痛み
矯正治療中は、矯正装置がお口の粘膜などと接触して傷つき、口内炎ができやすくなります。そのため、飲食物などの刺激で口内炎が痛かったり、しみたりすることがあります。また、矯正装置の周辺に蓄積した汚れがきちんと取り除けていない場合は、細菌が繁殖して歯肉に炎症が起こり、痛みを感じる場合があります。
血流が悪くなることによる痛み
歯の移動時は、血管や神経などの周辺組織が引き伸ばされ、一時的に血流が悪くなる傾向があります。血流が悪くなり、老廃物が血管内部に蓄積すると、しびれるような痛みを感じることがあります。血流が正常に戻ることで、痛みも解消されます。
矯正装置の接触による痛み
固いブラケットやワイヤーなど、矯正装置の一部が粘膜に当たることで痛みを感じる場合があります。また、楽器を演奏する際は矯正装置が唇に当たって痛みを感じたり、運動中に接触して矯正装置でお口の中を損傷した際など、痛みを感じたりする可能性があります。
抜歯による痛み
矯正治療では、歯を動かすためのスペースを得るために歯を抜くこともあります。抜歯部分の傷口が治癒するまでの間は、多少の痛みを伴います。
上記のように矯正治療には、様々な原因によって痛みを伴うことがあります。しかし、痛みについては個人差があり、ずっと続くものではありませんので、不安に思うことはありません。矯正前にこのような知識を得ることによって、痛みに対する不安や心配を軽減することができると思います。
習志野市津田沼で歯並び・噛み合わせの改善をご希望の方は、ぜひ徳壮会新津田沼歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。
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