歯周病で痛みを感じる原因とは?
投稿日:2023年4月25日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
歯周病で痛みを感じる原因について
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
歯周病は細菌の感染によって発症する炎症性の歯科疾患です。口腔内が不衛生になると、細菌が繁殖して歯肉・歯槽骨・歯根膜などの歯周組織が炎症を起こし、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
今回はそんな歯周病によって生じる痛みの主な原因についてお話したいと思います。歯周病によって生じる痛みは下記のような原因が挙げられます。
歯肉の炎症
日々のケアがきちんと行われていないと、プラークや歯石が歯と歯肉の隙間に蓄積して炎症が起こるため、痛みを感じたり、歯磨きの際に出血したりすることがあります。
歯肉の退縮
歯周病が進行すると、歯肉が少しずつ退縮して歯根部分が露出してしまいます。歯根部分は象牙質だけで形成されており、刺激などが神経に伝わるため、飲食の際にしみたり、歯磨きの際に歯磨きの刺激によって痛みを感じる場合があります。
歯槽骨の破壊
歯周病による炎症が慢性的に起こると、歯肉だけでなく歯槽骨(歯を支える骨)も少しずつ破壊されます。歯槽骨が破壊されると、歯がしっかりと支えられなくなり、グラグラと動揺が激しくなるため、咀嚼時に痛みを感じることがあります。
膿の蓄積
歯と歯肉の間に形成される歯周ポケットは歯周病の進行と共に深くなります。歯周ポケット内にプラークや歯石が蓄積し、細菌が繁殖することによって膿が溜まることがあります。膿が蓄積すると、炎症が起こったり、周辺の神経を圧迫したりするため、歯周組織に痛みを感じる場合があります。
習志野市津田沼で歯周病の予防・歯周病治療をご希望の方はぜひ、徳壮会新津田沼歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。
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