高齢者の誤嚥と口腔ケア|津田沼の歯医者

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高齢者の誤嚥と口腔ケア

投稿日:2021年2月22日

カテゴリ:新津田沼歯科ブログ

こんにちは

歯科助手の篠塚です。

私は普段、総合病院の入院病棟で働いるのですが、

昨年からのコロナ禍の影響で常に満床状態((+_+))

 

私の所属する内科の入院患者様の多くは、

高齢者で入院理由の1.2位を争うのが誤嚥性肺炎です。

名前くらいは聞いたことある方も多いかと思いますが…

今回はそんな誤嚥性肺炎の起因にもなりやすい、

高齢者の誤嚥と口腔ケアについてお話させていただこうと思います。

 

そもそも誤嚥とは食物や唾液、経口摂取した水分が食道から胃ではなく

何らかの理由で誤って咽頭と器官に入ってしまう状態のことを言います。

そんな誤嚥のリスクのある人はどんな人でしょう?

以下を是非チェックしてみてください。

 

□水を口の中にためておけない

□水分を飲むときにとろみが必要

□大きな声が出せない

□吸引が必要

□指示動作が入らない

□自分で座っていられない

□自分でうまく咳ができない

 

以上のような項目に当てはまる場合は、

医科もしくは歯科で摂食嚥下について受診を検討してみてもよいかもしれませんね。

 

もう一つ大切なことは、経口摂取をしていないや、

流動食や軟菜食を食べている人です。

経口摂取をしていない人は口腔内に刺激が加わらないため

自浄作用(唾液を出す)が減少もしくは無くなってしまいます。

流動食や軟菜食は、歯や口腔内の粘膜にこびりつきやすく、

咀嚼をあまり必要としないため、

経口摂取をしていない人同様物理的な刺激が少なく唾液が出にくくなり、

自浄作用の低下と口腔内の汚染が顕著です。

 

普段自分でキチンと生活出来る人でも、

上手に口腔ケアができず何らかの問題を抱えていることも多い中、

日常生活で介護や助けを必要とする人たちはどうでしょうか?

やはり介護者や家族がお手伝いをしてあげなければいけませんよね('Д')

 

細菌やウイルスは口腔内から器官や体内に侵入してしまうため

口腔ケアはとても大切です。

先に挙げた誤嚥性肺炎も口腔ケアをしっかりと行うことで

発症リスクの軽減につながります。

 

そうは言っても…

口腔ケアのタイミングは?方法は?

義歯の着脱のお手伝いって?お手入れはどうするのが効果的?

どんな口腔ケアグッズが必要?正しい使用方法は?

 

正しい口腔ケアを実践しようと思うと

疑問に思うことなどもたくさんあるかと思います。

そんな時はどうぞ当院の歯科医師又は歯科衛生士にお気軽にお尋ねください!

 

患者様自身が、通院が難しい場合には訪問診療も対応しております。

ご希望がございます場合には、まず一度お問い合わせください。

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