子どもの口内炎予防対策と対処法
投稿日:2021年12月21日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
子どもの口内炎予防対策と対処法について
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
前回のブログ(子どもの口内炎の原因と種類>>)に引き続き、今回は子どもの口内炎予防対策や口内炎ができた際の対処法についてお話します。
子どもの口内炎を予防するための対策
お口の中を清潔に保つ
お口の中に細菌が繁殖すると、口内炎になる可能性が高くなります。特に子どもは歯磨きがきちんとできていないことも多く、お口の中が不衛生になってしまいがちです。歯磨きの際は、必要に応じて親御さんが仕上げ磨きを行い、お口の中を清潔に保ちましょう。
体の抵抗力を高める
食事の偏りなどで栄養不足になると、体の抵抗力が低下し、口内炎になりやすくなります。ビタミンC(アセロラ・キウイ・赤ピーマンなど)、ビタミンB2(大豆・赤身肉・ほうれん草など)、ビタミンB6(まぐろ・レバー・ささみなど)、鉄分(まぐろ・レバー・めざしなど)、亜鉛(牡蠣・レバー・卵など)などをバランス良く摂取し、体の抵抗力を高めましょう。
熱い飲食物を控える
お口の中を火傷することで、口内炎になる可能性があるため、できるだけ熱い飲食物は控えましょう。乳児や幼児は温度を確認せず、食べ物や飲み物をお口に入れてしまう可能性がありますので、親御さんがきちんと温度の調節することが重要です。
歯科医院にてチェックを受ける
細菌の繁殖や傷、金属アレルギーなどが原因で口内炎になります。お口の状態が気になる場合は、歯科医院にてチェックを受けましょう。お子さまのお口を衛生的に保つため、親御さんも必要に応じて歯磨き指導を受け、正しい仕上げ磨きの方法を身に付けましょう。
口内炎ができた際の対処法について
洗口液を使用する
お口が乾燥して唾液の殺菌効果が低下すると、細菌が繁殖して口内炎になりやすくなったり、すでに口内炎がある場合は悪化したりする可能性があります。口内炎の悪化を防止するため、殺菌効果のある洗口液やうがい薬などを活用し、お口の中の細菌を減らしましょう。
口内炎用の薬を使用する
痛みや腫れが軽度であれば、市販の口内炎用のお薬を使用するのもおすすめです。痛みが強い場合は、病院で検査を受け、お薬を処方してもらいましょう。
症状が長引く場合は歯科医院を受診する
2週間以上経過しても口内炎の症状が改善されない場合は、違う病気だという可能性もありますので、歯科医院で検査・適切な処置を受けましょう。
※痛みや出血、ただれなどがひどい場合はできるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。
習志野市津田沼で小児歯科をご希望の方は、 ぜひ徳壮会新津田沼歯科クリニックへお越しください。
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